京都農販日誌

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生育適温 カビの適温

2015/12/23

今年は雨が降るとしっかりと降り、これまでは暖冬で温度もあった為にカビ由来の病気の発生があちこちで多かったです。

カビには繁殖する適温があり。体を維持する為の水分があれば一気に広がっていきます。

ウイルスよりは爆発的に広がらないとはいえ適温、適当な水分があればかなり早くに圃場全体にカビは広がります。

それに風も手伝って病気が広がる。 

例えばべと病 15℃位が適温でやはり雨が多いと増えると言われています。

本来は適温期に防除をして気温がストライクゾーンを外れるとカビが大人しくなる為に防除の必要が無くなると単純な話しです。

施設でも路地でもハウスの開け閉めや循環扇、暖房機、トンネル資材等で環境をコントロールして生育適温に近づけると努力と共に病気から作物を守る努力をするんですが、、


失敗談

冬場の生育を助ける為にトンネルを着せる作業。

この現場はカビにやられたが防除で抑える。 油断はできないが温度が下がる時期になったので試験も兼ねてるので急いでトンネルを着せる。

着せる為に人に手伝いを依頼。  

週刊天気予報でトンネルを着せる時期暖かくなる予報。

カビに一度やられていたので少し悩む。

段取りを変えると大変なのでそのまま続行。

その後3日 1日雨 2日秋並みの温度。

結果

今回は少しの被害で済みそうですが、冷や汗かきました。

生き物相手だという事を忘れたら終わる。

普段お伝えしている事ですが、実行し続ける事の難しさを知りました。

これはいい経験になりました!


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