京都農販日誌
農業資材EXPO2018幕張に出展しました。
2018/10/23
農業ワールド 農業資材EXPO2018に出展しました。
京都農販製造肥料のご紹介と、全国の現場で見た知見を元に考察した現場毎に違った打つ手の数々の還元。
どれだけ自分たちの知見に皆さんが興味をもたれるか少しドキドキでしたが、始まってみれば3日間トイレに行くのも躊躇う程の大盛況でした。 感謝
実際にこられた方とお話してみると、『うちの土質はこうなんだけど、、だから上手く作れない。 どうしたら良い?』と真剣に聞いて頂ける事が多かったので、だいたいの土質は経験していたので当たりをつけて対策をお話する等で盛り上がる といった事が多かったです。
京都農販での取り組みをパネルを使って表現してみました。
人それぞれに体質が違う。 例えば日本人は米で栄養を摂取できるような体質ですが、欧米人はパンで栄養を摂取します。 小麦と稲との違い。 これは長年の食文化により人間の体質が変化しているんでしょう。
近くのブースに薬の研究開発をされている方がいて、話をしていると本当に土壌と人間は似ているよ。
と言われていました。 自分も共通する部分が多いとつくづくそう思います。
例えば環境の悪い土壌に作物に有効な菌をどれだけいれても菌は環境に適応できず死滅してしまうそうです。
人間の薬も同じそうで体質を変える薬をどれだけ飲んでも環境が変わらなかったらたちまち同じ病気が再発
する事が良くあるそうです。 『引っ越しするだけで病気が治った。 なんでことは研究でもよくあるよ。とおっしゃっていました。』
土壌でも環境作りが大事だし。環境にあった肥料設計を提案できてこその肥料屋。そこをしっかり見極めるにはやはり時間をかけて知見を増やしていかなくてはいけません。
だから、お客様である農家様も私たちも共に未来の農業発展に向けて共同作業で追及。盛り上げていかなくてはいけないと思います。
だから結局こういうスタイルになるんですよね。
近年の天候では元肥料の設計だけでは戦いきれないほどの厳しい条件です。
葉面散布もなんでも良いのではなく、どうせ畑でしんどい思いして散布するなら出来るだけ混用可能であり、効果の高い葉面散布を使用して欲しいです。
作物は正しい手間をかけた分だけ必ず正直に答えてくれると思います。
来年の大阪の農業資材EXPO 幕張の農業資材EXPO共に出展致します。
更なる有益な情報をお届けできるように努力します。
出展ブースに来ていただいた皆様 ありがとうございました。
株式会社京都農販 代表 木村 純也
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