京都農販日誌

京都農販日誌

九州上陸1日目

2017/03/27

鹿児島県にて勉強会をさせて頂きました。



内容は土作りから肥料を扱う上での大事な規則や

土壌分析~家畜ふん堆肥の問題、く溶性等を話してもらいました。

本州と九州の農業関係者、共に高め合い地域野菜生産の役に立てればと思います。


それから桜島へ


とう立ってはいるが破壊力抜群のどでか桜島大根!!

桜島の火山灰土はサラサラでシラス台地とは違い黒っぽい土 

水はけは抜群。 恐らくマグネシウム、カルシウム、鉄分が豊富だと予想出来るようです。

ここはかなり土のポテンシャルが高い様子。植物堆肥由来の腐食をしっかりと入れればかなり多品目の野菜の産地になり得る土。

実は黒ぼく土は殆どお目にかかれない貴重な土ですが、ここの土に腐食を突っ込んでみれば黒ぼくの様な土になるんじゃないでしょうか!

京都にも似た土はないのかな!?とか思います。

日本の畑では多くの火山が関係している畑があります。『ふーん火山灰土か?!みたいな感覚でしたが』火山の灰の恩恵で野菜が作れて命を繋いでいる事。 それも山によっては差がある事等、火山が密接に農業に関わっている事がより自分の中に落ちました。

ここ桜島の火山は噴火から1時間ほどで数メートル進むくらいゆっくりした速度で溶岩が流れてくると現地の方に聞きした。

例えばアメリカセドナの噴火はもっとすごい速度で勢いよく溶岩がながれるようです。地形もそのせいで全く違い、堆積した火山灰も全く含んでいる養分などが違う。 でもその中にどんな成分が含まれていてどんな物質と合わせると栽培可能な土に変わるのかを考えていけば農業に向いてないと言われる土地でもまだ戦える可能性を秘めている土地はあるじゃないか?!とか考えています。

これは今自分たちが取り組んでいる栽培のお手伝いともう一つ掲げている将来の目標に向かっていく為の貴重な経験です。


通りかかった犬の散歩してるおばあちゃんが親切に島の事を教えてくれました。

そら、こんな事ばっかりしてたら教えてくれるわ 笑 


渡った時間が遅かったから帰れるかドキドキしたけどフェリーは24時間営業でしたw


明日は熊本のJA八代さんでの勉強会です。


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