京都農販日誌

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台風は本当に天災ですか?

2017/10/25

21号が去ってから台風一過はなく、2日間雨が降り続いているといった不気味な状況の中、頑張ってきた生産者の傷跡とともとれる痛々しい現場を走り続けました。 



(これはうちの苗場です)


いままでの頑張りを知っているだけにこの傷跡を見るのが正直辛く、腹立たしい気分になりました。

一年間の雨量はいつも元を取るように梅雨がカラ梅雨でもどこかで降るという現象には理由はあるようで、海水の水位がインドネシアの方で上がり続けるとそれを分散する為に嵐で雨を各地に降らすとか、【エアロゾル】という物質(簡単に言うと排気ガス)が雨に影響しているとか、

そのあたりの話を色々聞きました。 

あとはこの記事 【アジアの大気汚染が台風を強大化させていた】 

PM2.5がエアロゾルに当たる事が研究で分かっただけでも大気汚染が台風を起こす要因になるのは容易に理解できました。

それと二酸化炭素が大気中に多く滞積する事により嵐や雨を呼び強大化させる事も研究によりもうハッキリしているそうです。


日本は工場が多いですが日本の煙突のフィルター機能は優れているらしく大気の汚染を最大限防げ、フィルターで除去し硫安を精製させるといった技術もあると聞きました。(日本が大気汚染してないわけではないですか)

例えばそれが工場で生産する事だけを目的として大気の汚染になんの配慮もなく煙をだしつづけたらどうなるか、という事が科学的に検証、結果づけられたという事だと思います。

ハッキリ言って台風は天災ではなく起きるべくして起きている人災だという事がもう研究データーで分かっているという事ですよね。 という事は何十年に一度規模の台風は今後どんどん増え続け、異常気象、長雨が他産業の工場が配慮をしてくれない限り酷くなる一方という事になります。 

これ、他産業のとばっちりを農業が受けてる事になりますよね。

今手掛けてる、正しい土つくりの知識は少なくともCO2の削減に役立っています。 

今後も周りの方の知識や力もかりますが、やれることは積極的にやるつもりです。

耕作放棄地を場所によっては森に返す等の選択をしていかないと、地球に掛かっている負荷は解消できず酷くなり、それを取り戻すべく自然災害は起こり続ける。興味を持ち勉強して環境と共存していかないと、自分で自分達の首を絞める事になるようです。

※環境問題の素人が書いたブログです。 表現に誤りや解りにくい箇所があったらすいません。

次に22号も日本に向かっているようですが、皆さんには22号で被害が出ない事と今回の台風での一日も早い立て直しが出来るよう願います。
世話になっている京都 京丹後 大阪 滋賀 愛知 静岡 高知 徳島 淡路 宮城 福岡 その他の地域も頑張りましょう!!

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