第7回内輪の勉強会(土壌微生物の感染と連作障害)

投稿日:2015-08-21  

今回は前回の続づきで土壌微生物による感染と連作障害について勉強しました。



微生物の感染経路や感染した植物の自己防衛反応,感染の予防についてや,微生物由来の連作障害やその対策について等々です。



いずれにしても,作物が病気や生育不良になる過程や,その予防や対策の仕方などは人間のそれと似ていると感じました。


作物自身を強くすることと環境を整えること,この二つが大事なようです。

鶏糞堆肥

投稿日:2015-08-17  

秋作の準備が始まりました。  

この時期は1年で最も肥料の配達が多い時期。

春作はこれから暖かいシーズンに向けて作付けする為、農家さんにもある程度の余裕もありますが、秋から冬にかけて温度が低くなる作は作物によっては半日の種まきの差が数週間以上の収穫に差を付ける事もあると言われています。

なので、この時期は特に肥料の納品の時期に注意をしているつもりです。

この時期は堆肥類の配達も多いです。


ペレット鶏糞なんかは1か月に何千袋と配達します。


鶏糞に含まれているタンパクやデンプンを分解させる醗酵。 これの済んでない鶏糞堆肥は商品として売るのをためらいます。 ある程度しっかりと醗酵の済ませた鶏糞でないと畑で窒素飢餓を起こす要因になります。 


カビが大量に窒素を消費して逆に窒素飢餓を起こす状態。病気のリスクも上がります。


安価なだけに鶏糞は元肥として使用すればコスト面でも、肥料の効果としても役に立ちますが、最低でも2次醗酵までは終わらせておいた物でないとせっかくの労力とコストが無駄になります。

正直良質な鶏糞の方が少ない!と思うのは自分だけでしょうか!?

堆肥の選定には注意をしています。   

(家畜ふんについて)

(産卵鶏と肉鶏の違い)

(鶏糞と他の堆肥との違い)

(鶏糞使用の注意点)=上手く成分を利用したい。


横着したが故に濃度障害に・・・。

投稿日:2015-08-16  

畑部です。

自社試験圃場で濃度障害が発生しました。

というより,自分が横着したために,起こるべくして起きたものです。


数日前に,このように一升瓶に液肥を入れ,スプリンクラーで散水したのですが・・・。


散水後,一升瓶に残った液肥を希釈倍率を考えず,横着して畝上にかけたところ,

このように,液肥をかけた箇所が見事と言っていいぐらいにピッタリ合致して,障害が起きてしまいました。


この日は非常に暑く,太陽も出ていたので濃い液肥によるレンズ効果で焼けてしまったのか,

液肥の豊富な栄養分が葉にいたカビを急激に増殖させ症状を促進したか,そもそもカビの急激な増殖による窒素飢餓を起こしたのか,

このようになった過程はさまざまに考えられます。


しかし確実なことは,作物は手抜き・横着を見逃すことはないということです。反省です。


苗半作

投稿日:2015-08-10  

苗半作と言われますが


試験的に農業を始めてみてより強く確認出来ました。


路地で土の上に直接置いている為に渇きに強いが、反面湿気は溜まりやすい。作業効率の悪さがあるが根を巻かせる事が出来れば雨風にもある程度揉まれてストレスに強い丈夫な苗が出来ると思っています。


強い日差しやきつい雨は寒冷紗で助けてやれば結構大丈夫なもんです。

寒冷紗のかけっ放しは軟弱徒長や根腐れの元になるので季節ごとの日照時間、温度を考えて太陽の角度に合わせて防ぎたい時間の太陽を直接苗に当てないようにずらしてやります。 

ハウスの内張りのような感じですが、原始的で手間がかかる為数千枚苗の管理だと大変です。


温室での管理は冬場、生育温度を暖房機や内張り保温等で生育適温に近づける事が出来て逆に夏は高温をハウスに送風機、内張り遮光、換気やミストで上がりすぎる温度を少しでも低くしてやり生育適温に近づけます。   色んな手が打てるし、ベンチを組んでその上に苗を並べる為に作業効率が良いですが温度管理や水やりは難しく、施設自体にコストがかかる栽培だと思います。


畑に直播する苗の作り方。 水をやっていれば極端に乾きにくく作りやすいですが定植時に一度抜いてからまた植えなおす為に手間がかかり、機械植えは出来ません。


どの栽培方法でも苗の育ちやすい条件は同じです。 現場でそこに向かって手を加えてやる。

肥料より先にくるのは環境作りが一番だと思います。


秋作では特にセルの穴数が違う、1穴の土の量が僅かに違うだけで収穫日数は数週間違ってくる。 そこを読んでセルを(ポットも同じ)巧みに変えて作に挑んでいる農家さんもいます。

実際素直に根を巻かせて適期に定植した苗と、妥協してひねた苗(適期を逃してその後管理が不十分な苗)では畑での手間のかかり方と生育の速さや揃いが全く違いいます。

土壌の条件 物理性(排水や土の比重) 化学性(無機、有機、肥料のバランス) 生物性(ミミズ等小動物や微生物)これもやっぱり大事だと感じてますが

苗半作はやっぱり間違いないっ!と思います。


乳酸菌と枯草菌

投稿日:2015-08-06  

いい土を作る為に

例えば保肥力を含む肥料、ぼかし肥料を作る際、乳酸菌を投入することがあります。

ぼかし肥料を作る時は水分や温度条件の他に、なんと嫌気性の状態で醗酵させます。

この辺りからして微生物の話は難しい。

酸素剤の話しでは嫌気性状態では病害を発生させやすいという話でしたが、乳酸菌も嫌気性状態で良く動くようです。

この間、ヨーグルトを作ろうと思って豆乳に乳酸菌の元を投入して2~3日粘りましたが大失敗。

鼻まがりそうな位臭い豆乳汁が出来てしまいました。  失敗の原因は途中で気になって何度も蓋を開けて匂いを嗅いだりしてたので、

好気状態になり他の菌が先に増えてしまったみたいですw

話は戻って乳酸菌は嫌気状態で良く動くといっても嫌気状態(長雨等)では野菜の活性が落ちる為そこに乳酸菌があるだけでは現状は良くなる事がほとんど無いようです。 

そもそも乳酸菌自体には野菜の活性を上げる効果は無く、土壌の団粒化の助けや保肥力を上げる効果があります。

作中は条件付で動きが良くなり、その条件が野菜自体に良くない場合が多いので、1度目の耕運から作付まで時間のある時に投入すると有効だと思います。

そして嫌気でも好気でもどちらでも良く動き、野菜の活性を上げる力も持っているのがこいつら

バチルス納豆菌や枯れ葉の堆肥に含まれる、枯草菌

でも、上の画像で藁の中で納豆菌が爆発的に増えるように土壌でも増えて欲しい菌が増えやすい状況を出来るだけ作ってやるのが一番大事だと思います。

有機物の量と排水性

どんな現場でもとなると難しいかもしれないが、やっぱりこの2つは欠かせないように思います。

条件のあった圃場にターゲットの菌を撒く事でさらに結果は出やすいという事になりそうです。逆に増えない条件下ではどれだけの量の菌を投入してもその条件に強い菌が有利になる。

そして、ヨーグルトは無事に完成しました! なかなか旨いですw


一雨が欲しい

投稿日:2015-08-05  

連日の猛暑 

39℃等ありえない高温の日照りが続いて今までになく果菜類のダメージをはじめ葉物野菜も焼け等が目立つようです。

(画像はイメージ)

生育初期からしっかりと根を張らす事が出来ているかどうかで高温時の体力が決まると思いますが、これだけ暑いと正直厳しい。

肥料がどうとかより「水やりをこまめに。温度を下げる(遮光ネットや送風機、屋根をめくる)」


今はこれが一番だと思います。

温度が高ければ野菜が育つと言う訳ではありません。

野菜によって違いますが、生育適温は25℃~30℃程度。それを遥かに越すと野菜の品質は日増しに劣化していきます。

根の活性を上げるために酸素剤(MOX)流し込み、

湿度を持たすための朝夕のアミノ酸等の葉面散布も有効な筈。


永源寺にて

投稿日:2015-08-03  

滋賀県東近江市永源寺

滋賀県の同業、肥料店 イーハーヴェストさんに水稲 キヌヒカリと餅米の羽二重のこだわり生産者さんの圃場に連れて行って頂きました。

細かく丁寧な説明をありがとうございました。

生産量の多い地区での管理は勉強になりました。

米は日本人の力の元!!

1