第10回内輪の勉強会(肥料の残留について)

投稿日:2015-10-31  

内輪の勉強会,10回目となりました。


今回は肥料の残留について。



前回の酸化還元に関連して,水稲の「秋落ち」や「老朽化水田」の大きな原因となる残留肥料。


稲刈りの終わるこの時期にやっておくべきことや肥料の選定。

残留肥料の害を減らすために開発された肥料の話など。


今回もたくさん勉強になりました。

遠かった一雨

投稿日:2015-10-27  

やっと雨が降りました。

数時間でしたがしっかりと。

日照り続きで京都の久御山町でも灌水をひたすらに続けられている方達が目立ちました。

日照りで野菜は弱り、夜温は極端に冷えると野菜はカビ等の類の病気を拾いやすい。実際に渇いてはいるが朝の霧

などで病気を拾った圃場も多かったようです。

大根やカブなどもこの時期に極端に乾くと太りが悪かったり要素欠乏による劣化が起こりやすい。

ホウ素を中心とした微量要素の葉面散布をオススメします。


10月の渇きはお馴染みになってきました。

灌水設備、スプリンクラーや散水チューブはこの時期も片づけない方がよさそうです。

そして最近のパターンだとこの後、降ったら続き、ボトリチス等が大発生するので予防にも気を付けていたいです。


でも今日の雨は恵みの雨ですね!!



ついでにうちの菜園の様子。

奥にはイチゴの(宝交早生)も植わっています。 今年は玉ねぎのスペースを作るの忘れてました。



後は冬にぐっと寒くなって野菜が寒さに耐える為に糖分等栄養を体にため込んだ時期が食べごろです!


ニーム核油粕とセンチュウ

投稿日:2015-10-16  

畑部では、1月~2月収穫予定(被覆トンネル栽培)の葱を畝上げ、定植完了しました。

まだまだ、機械の扱いと設定が未熟な為畝の完成度は低めです。。


苗はこんな感じ


今回は10aと5aの区間で分けてある有機資材でのセンチュウ抑制、その他害虫抑制効果を試してみました。


有機物の補給と腐食を兼ねて堆肥と粘土、土壌分析での不足分を補給 過剰な養分があったので逆に吸収が阻害されやすい養分をしっかり補給。

センチュウの対策にラグビー粒剤等薬剤の使用を検討していましたが、同じ接触障害(薬剤や肥料がセンチュウに接触する事で阻害する)ならこの資材を試してみたいと思って、ニーム核油粕を使用してみました。

気休め程度に終わるのか、しっかりと差が出るのか、結果がでたら報告させて頂きます!!m(__)m


ECメーターを使って

投稿日:2015-10-09  

圃場で調子の悪い場所があるから良かったら見に来てほしいと依頼を頂きました。

除草剤かなという事も言われてました。

この圃場では定植時に粒剤散布で発芽阻害するタイプの粒剤を使用。 

これから発芽しようとする雑草の発芽直後の根にダメージを与えて雑草の生育を阻害します。


この手のタイプの除草剤は登録作物の使用可能時期には多少のダメージ(生育に殆ど差が出ないほど)はあるが雑草だけ抑えてくれますが、

植物の根を攻撃する事には変わりはないので誤って一か所に塊で落ちた場合生育が弱る(根がダメージを受けて停滞)という事は考えられるので、そんな感じかな!?と思って現場に入りました。

実はこの手のムラは良く見ます。

消去法で考える。


排水の問題では無さそう。 センチュウ等も栽培履歴から多発は考えられない。

肥料の撒きムラ。 これはうちの試験圃場でも経験済でよく起こる現象なので、もっていたECメーター(土壌のイオン濃度、肥料分を測るもの)で生育ムラ区間と良い区間、他にも一番新しく定植した区間の濃度を調べてみました。


生育良区

0.3 十分ではないが使用肥料が樹脂コートという事と、生育後半という条件ではこんなものだと判断。

ムラになっていた、株が生育しなかった場所の土

差はありませんでした。 この試験だけでは完璧ではないが、肥料ムラの可能性が大きく減りました。

新しく肥料を撒いた区間は0、4 リアルな差に計測の信頼度が上がりました。


生育中の圃場では時間との闘い。各ステージがあって今回は収穫時期にあった事もあり、ある程度のところで当てを付けて実行しないと結果を出すのに間に合いません。

100%ではないが今回はお聞きした話の内容も踏まえて除草剤当たりが前提で葉面散布で根を伸ばし追肥をする(時期的に肥料を与えた分勢い付く為)。残念ながら間に合わない株も発生するが収穫と同時進行で勧めてもらうのはどうかとお話しさせて頂きました。


こういう場合簡易計測器は結構役に立ちます。 土壌分析を機関に出しても結果が出るころには手遅れです。


この作業を一人現場で終えてからお客様とお会いしたので、近所の人が見たらなかなか怪しい姿だったと思います w


判断材料は多岐に渡り、意外な所に原因がある時があります。 びっくりするような時とか! 

現場で役に立てるにはこの積み重ねしかない筈。

相手は自然  先、長っ!とか思っています!


第9回内輪の勉強会(酸化還元について)

投稿日:2015-10-02  

今回は酸化還元について勉強しました。



酸化や還元については,中学校の理科で習ったと思いますが,

何かとっつきにくかった記憶があります。


しかし,人間の老化は細胞の酸化が原因であるという話を聞いたことがありますし,

鉄がさびてボロボロになるのも酸化によるものだと習ったことがあります。


ですので,私たちの身の回りでは常に酸化還元という化学変化が起きていて,

生物や単なる物にかかわらずその影響を受けているということらしいです。



今回はややこしく,きちんと理解できていません。

しかし作物の病気への抵抗性を高めるために還元鉄(二価鉄)が必要であったり,

水田の硫化水素の発生や老朽化にも酸化還元反応が大きくかかわっているらしく,

農業にかかわる仕事をしている身にとってはとても大事な視点だと思いました。


難しいですが少しずつ勉強していこうと思います。


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