九州上陸2日目八代編

投稿日:2017-03-29  

JAやつしろさんで勉強会に呼んで頂きました。

やつしろといえばトマトのイメージ。 来ていただいた方たちもトマトの生産者さんが中心です。

今回も栽培における元肥の設計についての話し。家畜ふん堆肥の使用について。土壌分析の見方と対策

などの内容でした。

その後は愛知県施設栽培生産者さんの話し、質疑応答、、雑談、、、等 日本有数の農業県で貴重な時間を過ごせました。

溶液等システムでの栽培が中心になりつつある中もう一度基本を確認してもらえる機会になったら本望だと。

講師の斎藤と帰りの新幹線で話してました。

今回会場に招いて頂いたJAやつしろさん。 お世話になった方々 ありがとうございました。


それと、もう一度 

やっぱり路地以外の知識も、もっともっと身に付けないといけないなと、良い刺激を頂きました。


螺旋階段を登ってく感じで頑張りたいと思います!!


九州上陸1日目

投稿日:2017-03-27  

鹿児島県にて勉強会をさせて頂きました。



内容は土作りから肥料を扱う上での大事な規則や

土壌分析~家畜ふん堆肥の問題、く溶性等を話してもらいました。

本州と九州の農業関係者、共に高め合い地域野菜生産の役に立てればと思います。


それから桜島へ


とう立ってはいるが破壊力抜群のどでか桜島大根!!

桜島の火山灰土はサラサラでシラス台地とは違い黒っぽい土 

水はけは抜群。 恐らくマグネシウム、カルシウム、鉄分が豊富だと予想出来るようです。

ここはかなり土のポテンシャルが高い様子。植物堆肥由来の腐食をしっかりと入れればかなり多品目の野菜の産地になり得る土。

実は黒ぼく土は殆どお目にかかれない貴重な土ですが、ここの土に腐食を突っ込んでみれば黒ぼくの様な土になるんじゃないでしょうか!

京都にも似た土はないのかな!?とか思います。

日本の畑では多くの火山が関係している畑があります。『ふーん火山灰土か?!みたいな感覚でしたが』火山の灰の恩恵で野菜が作れて命を繋いでいる事。 それも山によっては差がある事等、火山が密接に農業に関わっている事がより自分の中に落ちました。

ここ桜島の火山は噴火から1時間ほどで数メートル進むくらいゆっくりした速度で溶岩が流れてくると現地の方に聞きした。

例えばアメリカセドナの噴火はもっとすごい速度で勢いよく溶岩がながれるようです。地形もそのせいで全く違い、堆積した火山灰も全く含んでいる養分などが違う。 でもその中にどんな成分が含まれていてどんな物質と合わせると栽培可能な土に変わるのかを考えていけば農業に向いてないと言われる土地でもまだ戦える可能性を秘めている土地はあるじゃないか?!とか考えています。

これは今自分たちが取り組んでいる栽培のお手伝いともう一つ掲げている将来の目標に向かっていく為の貴重な経験です。


通りかかった犬の散歩してるおばあちゃんが親切に島の事を教えてくれました。

そら、こんな事ばっかりしてたら教えてくれるわ 笑 


渡った時間が遅かったから帰れるかドキドキしたけどフェリーは24時間営業でしたw


明日は熊本のJA八代さんでの勉強会です。


続有機肥料安全神話

投稿日:2017-03-16  

有機質肥料は水没に弱く水に長く浸かるとガス障害が出やすいというデメリットがあります。

そして有機質肥料の一番怖く、気を付けなくてはいけないのは、、

『有機だから安心してどれだけ使っても大丈夫』という【固定観念】

この肥料を使ったら去年はもの凄い上手くいったからこの肥料をづっと使い続けるわ!」なんて事を言いながら本当に一年中同じ肥料を使い続けている方。  

「いや、判断早くないっすか!!💦」


例えば、、

これは単肥です。 パームアッシュカリ 燃焼灰でカリ分の補給に使います。pHが高いので特に施設栽培では入れすぎに注意が必要です。

カリが不足し生理的酸性肥料の連用で調子の悪い圃場なら始めはバランスを取ってくれるのでいい結果がでますが、毎年大量に入れすぎると今度はpHが上がりすぎて微量要素の全然効かない畑になってしまいます。

単肥でこの話しです。

そして有機肥料には配合ペレットやぼかし肥料という原料を複数入れて混ぜ込んだり醗酵させたりしたものをペレット化した肥料が存在します。

それだと一体どんな肥料がどれくらい入っているのか想定出来ないので思わぬ成分が溜まってします可能性もあります。

例えば窒素とリン酸とカリが7-5-6とバランスの良い肥料だと思って使っていた有機肥料も原料の片隅に鶏糞と書いてあり、その鶏糞が思っていたよりも沢山入ると鶏糞(特に産卵鶏)にはカルシウムをたくさん含んでいるので、石灰過多になる。

もっと嫌なフィチン酸とかいう有機態リン酸(微量要素を片っ端から奪っていく奴)過剰になる。

そんなケース。


バーク堆肥だと思って使っていたらよく見たら「バーク入り堆肥」でバークの量は少しであとは家畜ふん。

土を良くする為に大量に入れたので大量のECが畑に溜まってしまって、石灰過多のパターンと合わさったら塩類集積に突入。


有機肥料の効果の現れ方はゆっくりですよね。 欲しくない成分の溜まり方もゆっくりじっくり溜まっていく。

これ余計にタチが悪くて困ります。 その点は無機化成の方が投入を間違えるとその作で大きなダメージを食らうので「しまった!!」で、軌道修正がききやすい。

有機肥料は実はめちゃくちゃ良い肥料です。 原料と使用量をを間違えず土壌分析をたまに取りながらバランスよく施していけば。


自分は堆肥や有機肥料を扱う時は必ず工場に行って原料を確認するようにしています。


有機肥料の怖いところは安全だと思い込んでいる事が危険だという事。気に入った肥料があって内容に自信がないなら定期的に土壌分析をするとやはり畑は守れると思います。 

と、最後は土壌分析の宣伝になってしまいました w


有機肥料安全神話

投稿日:2017-03-13  


写真は有機肥料と白い粒が樹脂コートと呼ばれる樹脂でコーティングを施し遅効性に加工した化成肥料です。


有機質肥料

有機質肥料といってもコンポスト処理する安価な堆肥(植物性) 食物残さ物 汚泥肥料 

キロ単価の高価な魚粕肥料や牛や馬の蹄や角、蹄角と呼ばれる肥料や肉骨粉等様々種類があります。

為になる清和肥料の有機肥料講座

そして社会問題にもなっている?家畜ふん堆肥。 これもれっきとした有機質肥料になります。近年肥料を取り巻く法律の改定でこの家畜ふん堆肥が化成肥料、厳密には有機化成肥料の原料として使用できるようになったので注意が必要です。


有機肥料で作りました! なんていうと、安全安心というのは本当か?ここには大きな疑問が残ります。有機質肥料で作った作物は人体にはどうなのか? というのは、今のところ自分の専門外なので有機質肥料を使用した場合土壌には安心安全なのかという事について話たいと思います。

先ほど挙げたように有機肥料はたくさんの種類があります。有機質肥料とは化学的? にいうと(炭素) 記号でいうとCを含むもの。

これを有機質肥料というようです。 メリットは微生物の餌になったり有機質肥料そのものが保肥力というポテンシャルを持っているので良質な有機質肥料で作を続けると土壌微生物は増えて、土壌保肥力 CEC は向上する。 あと、有機肥料自体に豊富なアミノ酸を保有しているものなら作物の光合成能力を上げたり糖質に変わり甘味を出したりしてくれます。

これは肥料が適量であり、土壌条件や天候などと上手く嚙み合った時に得られますが、もし有機質肥料を撒いたあと、梅雨に突入してしまい長雨に浸されたらどうなるか?


有機質肥料は水没するとガス発生のリスクが格段に高い特徴があります。


お茶畑では有機肥料を良く使用しますが、長雨の後に土の上にミミズがたくさん死んでいる事もあります。

お茶の木はまだ耐えますが、これが野菜の現場ならそれだけのガスが出ていれば根が焼けたり葉が焼けたりするでしょうね。


まずは有機物がアンモニア態~硝酸態窒素に変化して作物に吸収される迄のプロセスでの水没に気を付けましょう。



有機質肥料で一番怖いのはこんなくらいの事ではありません。


つづく。。


連作(土壌分析があれば戦える)筈。

投稿日:2017-03-07  

連作障害って土壌分析を採り、バランス良く施肥し腐食と粘土をしっかりと入れ続ければどうなんでしょう?!

の試験 7作目連続葱周年栽培 平成29年度3月収穫分

 

試練の大雪を抜けた葱達は無事トンネルを剥がしてもらい明日から収穫です。

この圃場は連作を続けていますが、今のところ大きな問題はありません。

(団粒化が見えた)

土壌消毒は0です。 追肥は必要なら無機の化成肥料を思いっきり与えます! 生育時葉面散布にて与える動物のゼラチンは抜群の甘味を蓄えてくれます。殆ど12月からは打てていませんが、それでもやると変わる、葉面散布 

これは地元上賀茂の農家さんに昔、何年もかかって叩き込まれたので確信がありますw


とにかく休みない連作ですが、なんとかまだいけてます。

(ここからは好きな事を言います)

土壌のを大事にする。それって勘だけで大事にしてるって言えるでしょうか?例えば畑がペットや人なら健康診断いきますよね。

同じものばっかり食わせていたら栄養偏って、決まった病気ばっかりに悩まされますよね。

ほんで、きっついステロイド等の薬に頼っていったらどんどん本来持っている免疫能力が低下して、薬漬けになりますよね。

農業においてこんな感覚が自分にはあります。(勿論農薬も使いますがの話)

昔自分も皮膚病に悩まさていた時、ステロイドを塗っていました。 始めは弱い薬でしたが、だんだん効かなくなってどんどんキツイ薬を出されるようになってしまいにはドクロマークのついているストロイド剤を出された時にハッとして。ステロイドを止め

てみました。 その後数か月体中から噴き出す湿疹と痛みで死ぬかと思う日々が続きましたw

ほんで、それが落ち着いてからは出てくる湿疹や症状の原因を探りそこをケアする事にしました。医者のいう事聞かず自分で勉強したり。


そしたらめっちゃ体は楽になり今でも湿疹はでますが、問題なく過ごせるようになりました 笑


この仕事を通じて日々思う事は人と畑は共通点が多い事。

この話は極端ですが、とにかく問題には原因がありその原因と向き合う事がとても大事だなと思います。


と、いう事なんで w この試験はまだまだ続きます。

農薬を全否定している訳では無くて乱用を止める程度と思ってください。

その為に農薬メーカーも日々試験をしてデーターを取ってくれている訳なので。健康な土壌に適切に農薬を使用する感じです。


今の所は各成分バランスよく施肥してやり、土壌の団粒化の素材であり物理性、化学性、生物性を助けてくれる腐食と粘土、有機物を入れる事で想定された状況より長く良い状態を保てる事が出来ています。


そして問題が出たら緑肥を試します!!


有機質肥料は成分を維持するのが大変

投稿日:2017-03-06  

当社がお世話になっている有機質肥料、主にペレット原料の肥料製造メーカーさんへ訪問させて頂きました。

有機質肥料の成分が保証されている成分であるのか、有機質肥料に関してはなかなかシビアな問題です。

例えば産廃で入ってくる原料が常に同じ原料、割合であるという保証が化学肥料の原料と比べると難しいのは予想できます。



ここが自社肥料を定期的に分析されている分析室、最新機械が導入されていました。

無機より有機質肥料の方が製品としての取り扱いが大変だと、つくづく感じています。

原料の確保も大変ですしね! でもこのメーカーさんは一安心。


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