カルシウム欠乏・過剰症について

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カルシウムは細胞壁成分の一つであるペクチン酸と結合し,主に植物細胞膜の生成と強化に関係しています。

要は株全体の強度に関わっているのです。


カルシウムは作物体内では難移動性であり,初期症状は生長の盛んな新芽や頂芽に出てきます。

そのため,カルシウム欠乏は作物の生育・品質に大きな影響を与えます。


だからといって,無闇にカルシウムを施用するのも大きな問題があります。


水酸化カルシウムや炭酸カルシウムの過剰施用は,土壌がアルカリ性になってモリブデン以外の微量要素の溶解度が低下し,微量要素欠乏症を発生させることがあります。

更にカルシウムの過剰は拮抗的にカリウムやマグネシウムの吸収を抑制し,生育に悪影響を及ぼすことにつながります。


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