リン酸について

投稿者:投稿者名

リン酸は実肥(みごえ)と言われ、果実の形成に大事だと考えられていますが、

果実の形成以上に大事なこととして、光合成や呼吸で得られたエネルギーをいつでも使用できる形にして貯蔵する際に利用されます。

リン酸が欠乏すると全体的に色が緑から褐色に近づき、株も小さくなるのが特徴です。


リン酸は様々な肥料や農薬に含まれているため、リン酸が欠乏することはほぼないと考えられ、

リン酸の過剰症の方を心配した方が良いです。

※有機質肥料や堆肥等の特殊肥料であってもリン酸は多く含まれています。


家畜糞堆肥や米ぬかには貯蔵用の有機態リン酸が多く含まれ、

この有機態リン酸は土壌分析のリン酸値として検出されないので、

土壌分析のリン酸値は有機質肥料を使用している場合は検出値よりも多いことを常に意識しましょう。


リン酸(特に有機態リン酸)が多いと、ミネラル系の肥料や有機態の窒素肥料の効きが悪くなります。


リン酸値が高くなった場合は、

次作でリン酸を多く含む家畜糞堆肥の使用を控えたり、

リン酸を多く吸収するヒマワリ等の緑肥で休耕しましょう。


有機態リン酸についての詳しい説明は下記の記事をご覧ください。

鶏糞堆肥とリン酸の過剰蓄積

戻る

京都農販日誌のおすすめの記事

栽培者向けの勉強会を行っています

勉強会について詳しく知りたい方は京都農販の取り組みをご覧ください。