根粒菌と作物の共生関係

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根粒菌は植物に窒素を与える共生菌です。


具体的には大豆などのマメ科の植物の根に「根粒」と呼ばれる小さなコブを

大量に作り,そこで空気中の窒素ガスをアンモニアやアミノ酸に変え,

植物に提供しています。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E7%B2%92%E8%8F%8C#/media/File:Astragalus_sinicus_genge_konryu.jpg


一方,根粒菌は植物の根からエネルギー源となる糖をもらっています。


このため,マメ科の作物は窒素成分の少ない土壌でも窒素肥料を大量に

施用することなく育てることができます。


例えば,大豆は多量の窒素が必要とされていますが,その大部分は根粒菌が

固定する窒素と地力窒素で賄われています。


逆に,元肥で施肥窒素を多くすると,根粒菌の着床が少なくなり,生育が悪く

なってしまうようです。

※地力窒素が期待できない場合,開花期以降は化学肥料の追肥が必要


現在では,農耕地でマメ科作物に根粒菌を人工的に接種する方法が利用され,

大きな成果を上げています。


また,昔はよく田んぼにレンゲ(マメ科)が生えていましたが,あれは緑肥と

してわざわざ栽培していたということです。




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