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京都農販日誌

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石灰過剰の土で地力薬師で土壌改良を行っても良いですか?という質問に対して

2026/06/19



上の土壌分析の結果のような石灰(カルシウム)が過剰になっている畑で2:1型粘土鉱物のモンモリロナイトで土壌改良を行っても良いのでしょうか?という質問がありました。

質問をされた方の土質は砂質に近いとのことです。


この話の背景には栽培が不調な時は亜鉛に注目しましょうで記載しています石灰が過剰になると根肥であるカリ、光合成に必要な苦土(マグネシウム)や生産性の向上に重要な各種微量要素の肥効と拮抗してしまい生産性が落ちてしまいます。

石灰過剰に対しては土の化学性の緩衝性や保肥力(CEC)を高めつつ、元肥でpH調整等で石灰を投入しないといったことが大事になってきます。

緩衝性の向上 - お役立ち農業辞書

保肥力の向上 - お役立ち農業辞書


ここで一つ不安になることがありまして、それがモンモリロナイトにも石灰(カルシウム)が含まれるということです。

※モンモリロナイトの成分表は緩効性のケイ酸とカルシウムの肥料についての記事中に記載があります


石灰過剰に対して考えるべきことの一つに石灰過多の土壌への対策の記事で記載した内容になりますが腐植質の資材を施肥することで石灰を別の用途で有効活用するという手があります。

この腐植質の資材は粘土鉱物と併用することで長い間効果を発揮するようになりますので、モンモリロナイトの石灰分は許容して、それ以上にモンモリロナイトで腐植質資材をしっかりと効かせて石灰過剰を緩和すると意識すれば良いです。


土の保肥力(CEC)が高くなれば過剰症の影響は小さくなりますので、モンモリロナイトの石灰分も無視できる程小さくなります。

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