腐植(植物性の有機物)は土作りにとって必要とされていますが、
腐植単体では土壌に定着されにくいと考えられています。
定着しない要因は主に2つで、
・腐植が土壌の微生物によって分解される。
→土が良くなれば良くなる程、分解のスピードが速くなってしまう
・腐植自体が土に吸着しないで流れてしまう
この2つの問題を解決する手段として、
腐植と一緒に粘土鉱物を入れると良いのではないか?と考えられています。
この時使用する粘土は2:1型粘土鉱物と呼ばれる粘土鉱物が良いとされ、
粘土質の土壌にある粘土では腐植の蓄積にとって有効ではない可能性もあります。
※1:1型粘土鉱物と呼ばれるものであると期待した効果は得られません
腐植を入れる際は、
地力薬師に含まれるベントナイト(モンモリロナイト)を併用することで本来以上の効果を発揮します。