京都農販日誌
京tango露地九条葱
2017/06/20
先日京丹後で自分の知る限り初めてまとまった量を計画的に出荷される京丹後国営農地を利用した路地九条葱の初便が京都市内の葱業者に出荷されました。
(これまだ一人目 この写真しかありませんでした)
始めてこの計画を立てた時は京丹後では国営農場(極端なまさ土)では九条葱の半周年栽培等無理だと言われていました。
それでも一人の青年農業者はどうしても京丹後で九条葱を作りたいという事で相談を受けました。
肥料の化学的な事を斉藤がフォローしてくれていたのと他で培った経験を基に京丹後のまさ土を攻略できるという自信はありました。
それから仲間となる農家さんが集い1年越しの計画が始まりました。 軽い意見のぶつかりや思い通りにいかない事なども乗り越え京丹後で九条葱を作りたい、作る!という信念の基、無事初年度の出荷が始まりました。
京都農販は絶対いけると背中を押したのと元肥の設計と舵取りの考え方をお伝えしました。
メンバーの持っていた高い技術も駆使され、この乾燥で作りにくかった今春をのり越えました。
しかも京丹後の国営の土は間違いなく良い変化を始めています。
京丹後から京都市内へ今まで無かった橋を架けられたという事が、とても嬉しいです。
京丹後へは多くの新規就農者の方が農業をしにこられます。
この組合の成功が京丹後で農業の成功を志す人たちの未来を明るく照らすものになる事を願います。