京都農販日誌
冬に種を撒き冬の終わりに合格点
2016/03/04
12月に葱の種をおとしました。
気温、地温が下がり、日照時間が短く作りにくい。 体はできにくく光合成する時間も比較的少ない、地温が低いので根からの養分の吸収効率も悪い時期に種をおとす。
路地でさらに条件は悪いですが、アーチを立てて不織布を一枚着せてやる事で枯れあがる程の夜温の低い時間を守ってやります。
あとは、日が照る日を大事にして必ず日中は不織布をめくり日に当てます。
これは必ず!
水は乾きにくいので路地だと天水に任す時期も多かったです。
あと、考える事は根からの吸収が困難な苗にどうやって栄養を与えるか、
『葉面散布』を使います。 晴れの日であれば冬場でもしっかりと栄養分は苗に行きわ渡り、根を動かすきっかけにもなります。
葉面散布の技術は悪条件に対して影響を受ける際の栽培の多くの局面で有効です。
この時期の先の霜焼けは気にしない。
苗としては合格点の苗が出来ました。
葉面散布で多用したのは数種類で『サンプロ1号』は回数打ちました。
試験は完了です。