京都農販日誌
ミャンマーへ行ってきました。
2017/07/28
お誘い頂き、ミャンマーへ行ってきました。
技術顧問の斎藤と一緒に。
内容はミャンマーの国の産業技術発展と人々の暮らしの為にミャンマー人の技能実習生を日本で受け入れる為の農業分野での橋渡しと、
現地の農地のアドバイス等でした。正直どうお手伝いできるかは未知でしたが、タイミングも良く一度現地で見学とお話を聞く事にしました。
ミャンマーの方は現地の学校で自分が就く職業についての授業を1年近く学び日本語検定も3級取得してからでないと日本に来れないそうです。 例えば食品関係の工場に研修を希望の方は日本語と食品を扱う上での注意点、調理の技能などを学ばれます。
例えば農業でも日本の農業法人が希望する技能と道具や機械の名前や使い方などを実習をうけて準備されてから来られるようです。
日本では3年ほど技能実習という形で仕事をして帰国後は工業省管轄企業への復職が定められておりミャンマーでの活躍が期待されるという流れになるようです。
農業分野ではまだまだ復職先の問題もありそうでした。しかし可能性も十分にあるのも感じました。
今回縁があってミャンマーの方の技能実習受け入れの手伝いが出来ないかというお話を頂きましたが、大きすぎる事業なんで自分で現地に行って直接授業風景も見て現地の方に触れて現地の産業を確認して何がお手伝い出来るかを考えたかったんで現地に飛びました。
学校の授業風景を見た後、ヤンゴンの農場(軍隊の為に野菜を作り販売されている)に連れていってもらいました。
写真に写る農小屋のような所は農家さんの住まいでした。作業されている方は夫婦?男女で人数は少なく、圃場は50aにも満たないほどの面積でした。
機械は使わずすべて桑や鎌などの手作業だそうですが、畝は綺麗に作られていました。
ヨトウ コナジラミ アザミウマ
日本でも馴染みの害虫が農薬の袋に写っていました。
斉藤はこの現場でなにやらすごい発見を(ミャンマーの農地で戦う事になる鉱物)したそうです。
自分は作業をされている方に聞きました。「何か困ってる事はありますか? 作りたい野菜はありますか?」と聞きました。
心の中ではきっと機械が欲しいとか、イチゴやトマトを作ってみたいとか、作業員を増やしたいとか色々言われるかと予想していましたが、
「何もない」 と、返ってきました。 少し驚いたんですが、よく考えてみると上から目線で嫌な外国人になるとこだったなと反省しました。 とにかくミャンマーにいる間は何も判断せづ興味の示すままに色々と見学させてもらおうと思ってると、この後市場に連れてったるとの事でヤンゴンの市場に行く事になりました。
つづく