京都農販日誌
トマトのマグネシウム(苦土欠) スパークマグ編
2015/06/04
トマトのハウスでの話し。
今年は異常気象 木をバランスよく作るのも毎年と同じような管理方法ではなかなか上手くいかない。5月の出荷量が九州地方でも3割減と聞いてました。
苦土欠 通常下葉の方なら葉の世代交代、老化葉と呼ばれ仕事を終えた葉が枯れていく際にマグネシウム欠乏の症状になるのは一般普通の生理現象ですが、こいつが上の方まで上がってくるなら苦土欠(足らないか、Ca過剰、水分不足などの要因で吸えないか)です。
葉面散布の習慣がない場合に考えたのが『スパークマグ』でした。 即効性30%残りは根酸で少しづつ溶解する水マグ『今と仕込み』の追肥です。
溝をきって施肥すると長く苦土の肥効が保ち上から撒くだけでも苦土欠を緩和して土作りをできます。
現場の状況に合わせた持ってる資材での出来る限りのご提案!!でした。※スパークマグはPHが高いので注意が必要です。
そして苦土はトマトの味にも大きく影響するのでした!!