京都農販日誌
堆肥のポテンシャル
2015/11/12
試験圃場では秋植えの葱が植わっています。
現場は霧が濃く油断してたのでカビに侵食されたりもしましたが、なんとか薬剤と酸素剤の組み合わせ等で抑えられました。
ただこの現場では連作なのに前作より生育が良い。
病気も株が弱って入ったというよりは外気の要因 葉が焼けたところにカビが侵入してる。株の弱りは感じさせない様子でした。
気になったので根っこ確認
透き通る位白くて綺麗な根がびっしりと生えていました。
それと、もう一つ。 収穫を終えた隣の圃場の雑草の種類に変化がありました。 『シロザ』という雑草が目立ちました。
聞いた話が正しければ、難雑草とされてはいるが、指標植物ともされておりNを好み、PHが低いと発生できない。
栽培で消耗した土壌では先ず姿を見せず、豊かな土壌にしか生えないらしい。
ペンペン草も背丈が高く生えていて、これも指標植物とされていて良く育っているという事は微酸性で土壌が保たれており作の後半でこの状態なのを考えると土壌の緩衝性が高まっていると言えそうです。
この圃場にはあの廃菌床の堆肥 エコマッシュを10a当たり2000L程投入しています。
以前得意先の圃場でエコマッシュを使用している場所だけ数か月で土の踏み心地が格段に変わったのを体験しました。
堆肥の中でも一番優秀だという廃菌床の堆肥 気になる堆肥! 検証を続けます!!