京都農販日誌

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ヤンマーさん勉強会 第5回

2016/02/13

5週連続の勉強会 ラストは【土壌の劣化と肥料の残留性】

効き目だけで肥料を選択しがちですが、肥料には残留成分という物が存在し、組み合わせ次第では土壌に残る事で他の養分吸収を阻害したり、塩類集積を発生させたりして、秀品率を低下さえる要因になります。

今回の勉強会では肥料の保証成分から肥料の内容を確認し、ご自分の圃場で不利に働くような組み合わせを避ける手段。

もしくは溜まった成分を除去する手を学ばせて頂きました。


有機農法だから、うちの土壌は健康だ! と、いう話は実は通用しません。

有機質肥料にも残留するとやっかいな成分は含まれますし、慣行農法も無機肥料にばかり頼っていくと、土壌の劣化は避けにくくなります。

有機、無機のお互いの長所を合わせて秀品率を上げていく道が見えたと思います。


5回の勉強会を終えて。

勉強会では主に土壌にとっての理想を話してもらいました。 

今回の内容を元に少しづつ理想の圃場に近づけながら、ハードな栽培に耐えて秀品率を上げて頂ければ、嬉しいです。  

自分にとっても良い勉強と経験が積めました。

今後、こういった機会はどんどん増やしていきたいと考えています。


仕事終わりでお疲れの所、毎週集まって頂きありがとうございました。 


株式会社京都農販 木村  


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