京都農販日誌
鹿児島のキャベツ等の栽培者向けに肥料についての話をさせて頂きました
2019/07/02
鹿児島県南九州市の有村青果様主催の会合内の栽培者向けの勉強会で講師として呼ばれ、
基肥と追肥(主に葉面散布)の話をさせて頂きました。
栽培適期を伸ばしたり、市場に併せて収穫をはやめたいという要望があり、
そのお手伝いとしての施肥という観点で話をさせて頂きました。
一般的に葉物野菜で作物が環境から受けるストレスを緩和すると、花芽の形成が遅れるという話があります。
そこで作物は環境からどのようなストレスを感じているのか?を整理して、肥料でストレスを軽減できないか模索してみる。
収穫適期をはやめる為には作物の重量を増やす必要があるので、
追肥がより効果的に効くような発根に誘導するような基肥を模索してみる。
といった内容の話をさせて頂きました。
今回の話がキャベツの秀品率向上のきっかけになれれば幸いです。