京都農販日誌

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鶏糞堆肥

2015/08/17

秋作の準備が始まりました。  

この時期は1年で最も肥料の配達が多い時期。

春作はこれから暖かいシーズンに向けて作付けする為、農家さんにもある程度の余裕もありますが、秋から冬にかけて温度が低くなる作は作物によっては半日の種まきの差が数週間以上の収穫に差を付ける事もあると言われています。

なので、この時期は特に肥料の納品の時期に注意をしているつもりです。

この時期は堆肥類の配達も多いです。


ペレット鶏糞なんかは1か月に何千袋と配達します。


鶏糞に含まれているタンパクやデンプンを分解させる醗酵。 これの済んでない鶏糞堆肥は商品として売るのをためらいます。 ある程度しっかりと醗酵の済ませた鶏糞でないと畑で窒素飢餓を起こす要因になります。 


カビが大量に窒素を消費して逆に窒素飢餓を起こす状態。病気のリスクも上がります。


安価なだけに鶏糞は元肥として使用すればコスト面でも、肥料の効果としても役に立ちますが、最低でも2次醗酵までは終わらせておいた物でないとせっかくの労力とコストが無駄になります。

正直良質な鶏糞の方が少ない!と思うのは自分だけでしょうか!?

堆肥の選定には注意をしています。   

(家畜ふんについて)

(産卵鶏と肉鶏の違い)

(鶏糞と他の堆肥との違い)

(鶏糞使用の注意点)=上手く成分を利用したい。


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