京都農販日誌
京都農販日誌
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- 2016/07/13
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砂地のデメリットと戦う
京都にも海があります。 海の近くの砂地、正確には川の氾濫が起きた所に砂を持って来たという現場がありました。 自分の感覚では葱は水はけの悪い土より砂地の方が遥かに作りやすいと考えています。 ですが、、 今は適温に近いですがハウスなので
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- 2016/06/24
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葱用穴あきマルチ 試してます。
昨年の話 葱用穴あきマルチトーカン ↓ 葱用マルチ試験区収穫 今年はトーカンブラック&ホワイトマルチとブラック&シルバーマルチの両方を張ってみました。 今年はたくさんの生産者の方も使って頂いてます。 春からのご使用で今のところの感想は、ブラ
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- 2016/04/20
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近づく事で広がる世界
友人に良いカメラがあるから買えよ!! と、半年位すすめられていましたが、いまいちピンとこずに渋っていました。でも良く聞くとそのカメラは顕微鏡モードがついているという話。 仕事では接近戦重視の為使えると踏んで購入しました。 TG-4 STYLUS
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- 2016/04/01
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団粒化が見えた(重粘土編)
団粒化が見えた 試験圃場には強い粘土状の区間があります。 ここは水はけが悪すぎるので畝上げをしませんでした。 劣化した鉱物が細かく点在した状態では団粒化までの時間は早かったですが、重粘土の場合は繋がりが強すぎる為それを一度壊さないといけません
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- 2016/03/24
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団粒化が見えた。
時間が出来たので今年で3年目になる圃場の後片づけをしました。 が、苗も余っていたのでついでに肥料撒きもしました。 そこでトラクターを走らせていると土を起こしている感覚が昨年と随分違う感じがしました。 団粒構造が劇的に進んでいました。
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- 2016/03/18
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ハンガースプレーセット工事しました。
ハンガースプレーセットの設置工事兼施工指導に行って来ました。 このセットは取付方法はシンプルなのでご自分で設置できるようになっておいた方が後にパーツ交換をする時でも困りません。 非常に安価なランニングコストで済ませられるのでしっかりと取付方法を説明させて頂
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- 2016/03/10
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縁が繋がり京丹後
ここのところ3週間連続で京丹後へ行っています。 繋がる時は繋がるもんだと、今日もドライブでした。 本日は水菜栽培の勉強会 からの国営の圃場へ とても不思議な感覚で京丹後の仕事が短期間に集中して繋がっています。 こういう時は目の前の
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- 2016/03/09
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ニーム核油粕の力?
今年の冬作は暖冬からの急な寒気で葉が倒れたり、病気の発生率も比較的高くて苦労しましたが、何とか試験圃場の九条葱も収穫を迎えました。 ニーム核油粕とセンチュウ ←この記事を読んで下さい。 (なんとかこんな葱が出来ました) 圃場全体の画
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- 2016/03/04
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冬に種を撒き冬の終わりに合格点
12月に葱の種をおとしました。 気温、地温が下がり、日照時間が短く作りにくい。 体はできにくく光合成する時間も比較的少ない、地温が低いので根からの養分の吸収効率も悪い時期に種をおとす。 路地でさらに条件は悪いですが、アーチを立てて不織布を一枚着せてやる事
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- 2016/03/02
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いととめさんへ
縁があって京丹後のこだわりを感じるスーパーいととめさんへ行ってきました。 ウッドのいい感じの店構えに、お昼に食べた弁当が旨く、お土産に買った味噌はめちゃめちゃ美味しい。 社長自らの買い付けが妥協ないんですって。 近かったらしょ
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- 2016/02/27
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ハイブリッドスーパー(腐植をしっかり含む堆肥)
土を作る為に、牛糞堆肥や、鶏糞堆肥を使い、さらにNの高い硫安や生の鶏糞を入れて微生物を増やすというアドバイスをされたという話を聞きました。 硫安や尿酸を投入しても弱毒細菌という人体にもかなり悪い影響を及ぼす菌や亜硝酸菌という菌が増えるだけで土壌を改良するのに
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- 2016/02/25
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東三河地区
施設での栽培技術の高さ、キャベツの生産量トップクラス等、日本でも有数の産地である愛知県東三河地区へ。 自分が一番信頼している渥美半島の肥料屋さんのお世話になり、イチゴの生産者様とトマトの生産者様の所に連れて行ってもらいました。 久々に愛知県の技術レ
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- 2016/02/21
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モンモリロナイト 薬師Ⅱ
栽培で圃場がいくらでも休耕できるのならいいですが、それが厳しく同じ圃場や施設の土耕で栽培される方には、腐食を多く含む資材と粘土鉱物のモンモリロナイト(薬師Ⅱ)は勧めています。 ある学者が『畑でカリ欠は起こらないよ』とか言っていたという話を聞きましたが、現場で
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- 2016/02/13
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ヤンマーさん勉強会 第5回
5週連続の勉強会 ラストは【土壌の劣化と肥料の残留性】 効き目だけで肥料を選択しがちですが、肥料には残留成分という物が存在し、組み合わせ次第では土壌に残る事で他の養分吸収を阻害したり、塩類集積を発生させたりして、秀品率を低下さえる要因になります。 今回の勉
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- 2016/02/06
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ヤンマーさん勉強会 第4回目
今週も金曜の夜は勉強会 満員御礼の16名のご参加でした。 ありがとうございます。 内容は肥料 『無機と有機』 有機質肥料と無機肥料の違い 特徴 性質 動き方 この内容を覚える事で肥料の欠点も長所も解ります。 勉強会では理想を知る。 理想を
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- 2016/02/05
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ハンガースプレーセット葱
本日は長岡で今年の路地ナスの設計のご相談~久御山。 そして淀で京都のとある市場でいつも、高い評価を受けられている農家さんと生育について話していまし いつみても品質の変わらない葱を作る農家さん。 やっぱり苗作りを一番大事に考えられています。 路
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- 2016/02/04
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本日の現場
現場にて 本当は昨日の話しですが、 変わった人がいましたw 土壌の鉱物を視る。 ただ、作物の顔色だけみても、土の状態を良く見ないと何をすべきか決められない。
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- 2016/02/02
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サンパワーカリ
葉面散布や流し込みでご使用頂いている『サンパワーカリ』という商品 うどん粉やカビ、灰カビに使用する薬剤で炭酸水素カリウム水溶液の『カリグリーン』という薬剤もありますが、 それに似た効果が望めるのか。 重炭酸カリウムのサンパワーカリ トマト、キュ
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- 2016/02/01
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ヤンマーさん勉強会 第3回目
5週連続、怒涛の勉強会。 今回は3回目、京都農販で肥料設計などにおいて化学的なアドバイスを担当してくれているアドバイザーの齋藤毅さんが講師です。 現場では!良くしゃべる自分は補佐役です。。 今回のテーマは緑肥について、緑肥にも色々な種類があります。
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- 2016/01/22
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カネコ種苗展示会
カネコ種苗の総合展示会に行って来ました。 場所は東京流通センター 毎年この場所で行われます。 新しい技術、資材の確認。 勉強になります。 試食場で食べた人参とサツマイモの甘さがスィーツばりでした!(品種の名前を聞いておき
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- 2016/01/16
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土壌分析の結果から考える
ヤンマーアグリジャパン南丹支店様で勉強会。 今回は土壌分析の結果から施肥体系を考えるという内容でした。 この肥料さえ使っていれば大丈夫という事は無くて、偏った養分が溜まり過ぎるとその他の養分吸収等が下がってしまうという内容。 後は、やっぱり土壌の保肥力の
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- 2016/01/05
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対黒腐菌核病
黒腐菌核病という病気があります。 写真(ルーラル図書館より引用) 本病発生が問題となるのは低温期(12月~翌2月) 葉先から灰白色に枯れて生育が次第に悪くなり、症状の進んだ株は枯れる。 軟白部が黒変して腐敗し、ゴマ粒状の菌核が多数形成さ
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- 2015/12/31
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今年も1年
来年も精一杯頑張らせて頂くつもりです。 今年も1年お付き合い頂きありがとう御座いました。
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- 2015/12/23
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生育適温 カビの適温
今年は雨が降るとしっかりと降り、これまでは暖冬で温度もあった為にカビ由来の病気の発生があちこちで多かったです。 カビには繁殖する適温があり。体を維持する為の水分があれば一気に広がっていきます。 ウイルスよりは爆発的に広がらないとはいえ適温、適当な水分があれ
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- 2015/12/15
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トンネル支柱 フシトン 試験使用
トンネル支柱、タキロンプロテックさんのフシトンを冬の寒さから守る為に試験を兼ねて使用しました。 現場は京都でも雪深い方なのでこの圃場には通常11φの太さを使用する事が多いですが、13.7φのストロング使用 豪雪に備えてどれだけ耐久性があるのか試しに
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- 2015/11/28
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穴空きマルチ 冬用は黒マルチ
葱用マルチブラック&ホワイト ブラック&シルバーを夏作に使用しましたが、徐々に地温が低くなる秋植えは 黒マルチを使います。 黒マルチは三菱化学のポリを使用している三森産業のホールマルチ 写真(試験的に使用頂いている生産者様の圃場より) 色濃く
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- 2015/11/28
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まさ土での栽培
まさ土の圃場では肥料分を保持する土と土との繋がりが殆どないので肥料を与えても保持する事が出来ず流れてしまうようです。 もっと寄る 鉱物同士が繋がってないのが確かに良くわかる。これだと肥料が溶けても鉱物と鉱物の間を流れていってしまい、作物に必要な
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- 2015/11/27
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土質
京都北部のある地域 農場を管理されてる生産者の方とその農場との出会いがありました。 近年、粘土質の現場を訪れる事が多かったですが、今回は少し違う。 求められるのは腐食率の向上。 それと同時に上がる保肥力。 地温を上げる為に入れる何か。
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- 2015/11/25
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フルオープンハウス
京都市内で上部フルオープンハウスの工事をさせて頂きました。 東都興業の部材を中心にPoは東罐興業 散乱光 グッドクールを採用。 上部開閉がスムーズに出来ます。 風の影響を考えて開閉ごとにバンドで止めますが、ここで優れた資材が導入されました。
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- 2015/11/18
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マクロの世界
先日、当社のアドバイザーが持っていたマクロ付のカメラで圃場を撮影した時の画像。 土の鉱物が見え、樹脂コートの状態もハッキリ確認できます。 カビの状態も目視よりじっくり観察できます。 防除後のカビの状態、栄養剤を打てる状態なのか(カ
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- 2015/11/12
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堆肥のポテンシャル
試験圃場では秋植えの葱が植わっています。 現場は霧が濃く油断してたのでカビに侵食されたりもしましたが、なんとか薬剤と酸素剤の組み合わせ等で抑えられました。 ただこの現場では連作なのに前作より生育が良い。 病気も株が弱って入ったというよりは外気の要因
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- 2015/11/06
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ヤンマーさんで勉強会
ヤンマーアグリジャパンさん南丹支店で勉強会を開かせて頂きました! 講師は当社アドバイザーの斉藤毅さん 内容は土壌の発達から老朽化水田の話し。 後は、単肥の即効性についてくる落とし穴や肥料が効いた後に残る物質が畑や田んぼに与える影響等。
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- 2015/10/31
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第10回内輪の勉強会(肥料の残留について)
内輪の勉強会,10回目となりました。 今回は肥料の残留について。 前回の酸化還元に関連して,水稲の「秋落ち」や「老朽化水田」の大きな原因となる残留肥料。 稲刈りの終わるこの時期にやっておくべきことや肥料の選定。 残留肥料の害を減
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- 2015/10/27
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遠かった一雨
やっと雨が降りました。 数時間でしたがしっかりと。 日照り続きで京都の久御山町でも灌水をひたすらに続けられている方達が目立ちました。 日照りで野菜は弱り、夜温は極端に冷えると野菜はカビ等の類の病気を拾いやすい。実際に渇いてはいるが朝の霧 などで病気
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- 2015/10/16
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ニーム核油粕とセンチュウ
畑部では、1月~2月収穫予定(被覆トンネル栽培)の葱を畝上げ、定植完了しました。 まだまだ、機械の扱いと設定が未熟な為畝の完成度は低めです。。 苗はこんな感じ 今回は10aと5aの区間で分けてある有機資材でのセンチュウ抑制、その他害虫
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- 2015/10/09
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ECメーターを使って
圃場で調子の悪い場所があるから良かったら見に来てほしいと依頼を頂きました。 除草剤かなという事も言われてました。 この圃場では定植時に粒剤散布で発芽阻害するタイプの粒剤を使用。 これから発芽しようとする雑草の発芽直後の根にダメージを与えて雑草の生育を阻
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- 2015/10/02
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第9回内輪の勉強会(酸化還元について)
今回は酸化還元について勉強しました。 酸化や還元については,中学校の理科で習ったと思いますが, 何かとっつきにくかった記憶があります。 しかし,人間の老化は細胞の酸化が原因であるという話を聞いたことがありますし, 鉄がさびてボロボロにな
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- 2015/09/25
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葱 購入セル苗出荷
委託での葱のセル苗作り。 暑い夏場には現場から至急で栄養剤や酸素剤等もってくるように指示があったり栽培現場は大変でしたが 夏の終わりには根の巻いた元気なセル苗を3000トレイ以上も綺麗に仕上げてくれました。 発送は段ボール出荷 大型ト
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- 2015/09/23
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日本の農業の問題について改めて考えさせられました
真山仁さんの「黙示」という小説を読みました。 真山仁さんは経済小説「ハゲタカ」シリーズで有名ですが,「黙示」は日本の「食」,その中でも農業についての問題が提起されています。 ある事件をきっかけにして,農薬の問題,GM(遺伝子組み換え)作物の
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- 2015/09/19
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サンホープ&京都農販
路地用野菜 葱 散水『ホースセット』 自社試験圃場にサンホープさんと京都農販のコラボ看板を設置しました。 (散水動画は上のリンクから) 今年の8月お盆前の渇きは特にこのスプリンクラーが役に立ちました。 栄養剤も一緒に飛ばせるので根からの養分吸
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- 2015/09/18
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葱用マルチ試験区収穫
葱用穴あきマルチトーカン 6月に試験的に使用したトーカン防虫シルバーマルチ ブラック&ホワイトマルチで栽培した九条葱も無事ほとんどが収穫されました。 ブラック&ホワイトマルチ 写真8月8日 (猛暑続きの頃) マルチがしっかりとしていて濃い白が映
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- 2015/09/17
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イチゴ苗を引き取りに行ってきました
ある地方の苗屋さんに,お願いしていたイチゴの苗を社長と引き取りに行きました。 今回は4種類5000株ほど。 いつもは3トントラックで肥料を運んでいますが,今回は4トントラック。 大きさが全然違います。 苗屋さんが言われるには,今年は天候が悪く特に作りにく
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- 2015/09/14
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冬野菜 定植 休日編
毎年この時期には葱やらキャベツやら白菜やら水菜やらを植えたり、播種したりします。 始めた当初は作りにくかったこの畑も耕運機で走るとだいぶ、いい感じの土になっていました。
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- 2015/09/06
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形態を知ることで選べそう
単子葉の不定根の根が固い土の中に突っ込んでいる画像を見せてもらいました。 自ら土の中に根が入っていってる様ですが、その通りらしく、こいつは自分から固い土をぶち抜いて団粒構造を形成してくれるという習性があるようです。 これはうちの試験圃場で育てた九条
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- 2015/09/02
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第8回内輪の勉強会(植物の形について)
今回は植物の形について勉強しました。 単子葉植物と双子葉植物の発芽や発根の違い。 それぞれの生育規則の違い等々も分かりました。 どのような場合に脇芽を取るのか,あるいは残すのか, どのような場合に頂芽を取る(切る)のか等々,
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- 2015/09/02
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勉強会から現場へ
今回の勉強会の内容は植物の形態について 単子葉の植物 稲や麦等イネ科の植物や葱やニラ等ユリ科の植物がこの形態 双子葉の植物 トマトやナスビ等ナス科やウリ科コマツナやハクサイ等アブラナ科マメ科等多く存在します。 単子葉は発芽の時葉が
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- 2015/09/01
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秋雨
日報の画像を振り返って思いました。 今年もすんなり作物を作れる年では無かったです。 雨、風、日照り 特に台風で持ちこたえた作物もダメージはあったようでジリジリ劣化していく現場が多かったように思います。 周年栽培にとってはジェットコースターに
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- 2015/08/21
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第7回内輪の勉強会(土壌微生物の感染と連作障害)
今回は前回の続づきで土壌微生物による感染と連作障害について勉強しました。 微生物の感染経路や感染した植物の自己防衛反応,感染の予防についてや,微生物由来の連作障害やその対策について等々です。 いずれにしても,作物が病気や生育不良にな
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- 2015/08/17
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鶏糞堆肥
秋作の準備が始まりました。 この時期は1年で最も肥料の配達が多い時期。 春作はこれから暖かいシーズンに向けて作付けする為、農家さんにもある程度の余裕もありますが、秋から冬にかけて温度が低くなる作は作物によっては半日の種まきの差が数週間以上の収穫に差を付
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- 2015/08/16
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横着したが故に濃度障害に・・・。
畑部です。 自社試験圃場で濃度障害が発生しました。 というより,自分が横着したために,起こるべくして起きたものです。 数日前に,このように一升瓶に液肥を入れ,スプリンクラーで散水したのですが・・・。 散水後,一升瓶に残った液肥を希釈
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- 2015/08/10
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苗半作
苗半作と言われますが 試験的に農業を始めてみてより強く確認出来ました。 路地で土の上に直接置いている為に渇きに強いが、反面湿気は溜まりやすい。作業効率の悪さがあるが根を巻かせる事が出来れば雨風にもある程度揉まれてストレスに強い丈夫な苗が出来ると
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- 2015/08/06
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乳酸菌と枯草菌
いい土を作る為に 例えば保肥力を含む肥料、ぼかし肥料を作る際、乳酸菌を投入することがあります。 ぼかし肥料を作る時は水分や温度条件の他に、なんと嫌気性の状態で醗酵させます。 この辺りからして微生物の話は難しい。 酸素剤の話しでは嫌気性状態では病害を
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- 2015/08/05
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一雨が欲しい
連日の猛暑 39℃等ありえない高温の日照りが続いて今までになく果菜類のダメージをはじめ葉物野菜も焼け等が目立つようです。 (画像はイメージ) 生育初期からしっかりと根を張らす事が出来ているかどうかで高温時の体力が決まると思いますが、これだけ暑いと正
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- 2015/08/03
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永源寺にて
滋賀県東近江市永源寺 滋賀県の同業、肥料店 イーハーヴェストさんに水稲 キヌヒカリと餅米の羽二重のこだわり生産者さんの圃場に連れて行って頂きました。 細かく丁寧な説明をありがとうございました。 生産量の多い地区での管理は勉強になりました。
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- 2015/07/31
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第6回内輪の勉強会(微生物の活動)
今回は微生物の活動についてでした。 微生物は菌(カビやキノコなど),細菌,ウィルスなどに分類されますが,その違いや特徴は何なのか。 また,その性質を把握して,いかに作物の栽培に活かすか等を勉強しました。 ウィルスと細菌の増殖の違いから,ウィルス性
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- 2015/07/26
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順調な生育の目安は葉の展開にあり
畑部です。 ネギが順調に生育しているかどうかを判断する際,背丈や株の張りなどの,大きさに目が行きがちになっていましたが,他に大事な着目点として,「葉の展開」があると社長に教えてもらいました。 一株(5~7本)当たり,一週間で4枚~5枚の葉の展開があれば
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- 2015/07/23
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単肥のK
畑部頑張っています!! 今回は連続2作目 一作目は問題が出にくいですが、ここから先が本当に見ていきたい所! 連作するにあたって、まず『土壌分析』 『腐食を含む完熟堆肥を使用』 『粘土鉱物の補給』 『排水路を意識』 『酸素剤の仕込
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- 2015/07/11
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第5回内輪の勉強会(作物と肥料の各種要素の関係)
5回目の内輪の勉強会を行いました。 今回のテーマは「作物と肥料の各種要素の関係」についてです。 N・P・Kなどの肥料成分が作物にどのような影響を与えているか, また,各種要素の欠乏,過剰症の関係についてなどです。 その中でも,K(カリウム)の重
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- 2015/07/08
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酸素剤4 (マルチ栽培)
マルチ栽培で長雨にあった場合 雑草を押さえ、肥料、水持ちを良くする反面。逆に加湿になると土壌の隙間から入るとされている酸素の入り口は大きく封鎖される為に酸素欠乏は酷くなる。 ※一応植物は地上部からも酸素を(通気組織を通して)根っこへ運んでくれる機
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- 2015/07/05
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酸素剤3 (土の中での酸素の取り合い)
土壌の酸素量を不足させる要因はまだあるようです。 土壌改良の為に入れた堆肥や有機質肥料、根の周りの根圏微生物なんかが酸素を必要とするので土壌の溶存酸素量を低下させる。 土の為に、根の為に入れた土壌改良の堆肥もタイミングと量を間違えれば酸欠の原因になります。
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- 2015/06/30
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酸素剤2 (湿害とは酸欠害)らしい
水は植物の生育にとってなくてはならないもの。萎れ、光合成の低下、最後には枯死します。 でもその水分が多いと湿害になり萎れ、黄化、根グサレを起こして酷ければ枯死します。 じゃあ水が根の周りに多いから良くないのかというとそうではないです。 水耕栽培は水がずっとあ
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- 2015/06/29
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酸素剤
この数年夏にやってくる台風、長雨で路地野菜の収量が減っています。 雨が長く続くと土壌の中で嫌気性菌と好気性菌のバランスが崩れて病害を引き起こすような菌が増殖します。 その状態で翌日温度が急上昇したら根のストレスに嫌気性の病気を引き起こす生物の好む状態になり。野
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- 2015/06/26
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配達は体力がいります
鶏糞300袋,セル培土270袋の配達。 2台の3トントラックを使って社長と私で2往復。 鶏糞200本積むとこんな感じになります。シートの長さが足りなくなります。 合計570袋,10トン弱。体力勝負の一日でした。
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- 2015/06/22
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パイプハウス 施工
工事させて頂いたパイプハウス 先週無事工事完了。 外張りはトーカンエースを使用させて頂きました。 カーテンにはダイヤテックスのふあふあエースを採用 このハウスではトマトを作られるようです。 最近夏場が高温でトマトの収量が全国的に減だそうで
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- 2015/06/19
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巡回2日目とトマトのカリ欠
巡回2日目は花菜類がメイン 地元上賀茂、大宮地区の農家さんは少量多品目で振り売りでご商売をされてる方も多い地区です。小売り対面販売や店舗直売では品質の高さが問われます。 とにかく腕の良い農家さんが多い。 自分も肥料屋になりたての頃、野菜の見方、天候との戦い方
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- 2015/06/19
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第4回内輪の勉強会(栽培にとって良い土とは?)
今日の勉強会は「栽培にとって良い土とは」という内容でした。 作物を育てる土壌としての良し悪しの観点が「物理性」「化学性」「生物性」であることはよく言われます。しかし,それらを踏まえていざ現場で土作りをしようと思っても,あれもこれもとなってしまいなかなか難
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- 2015/06/18
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現場巡回という仕事
先代から20年以上続く 肥料屋の在り方として一番大事な仕事 現場巡回訪問。 メーカーさんと同行で巡回させてもらいます。 京都北部の葱 京丹波の水耕栽培の葱 また北部の葱 京都市内で葱 各地でしっかりお話をさせて頂きました
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- 2015/06/17
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困った話
試験圃場で見回りしていると。マルチの穴から『ピーピー』泣き声が聞こえてきました。 この前卵を発見したんですが、なんと雛が卵から孵ってました w 親はこいつ↓ 『ひばり』さん 仕事しにくです。。 早く巣立ってね w
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- 2015/06/15
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葱用穴あきマルチ トーカン
トーカンマルチ ブラック&ホワイトと防虫シルバーを試し張りしました。 東罐興業 パイプハウスでもトーカンエース等でお世話になっているので期待が高まります。 ブラック&ホワイト 4条穴あきマルチ 期待するのは地温抑制。 可視光線の反射が高い白と遮
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- 2015/06/14
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葱苗
九条葱は近年セルトレイでの苗作りが多くなっています。 干し苗や路地に直撒きする苗作りに比べて持ち運びの便や世話のしやすさから京都でも多くの生産者さんが作られています。自分が使っている作業管理アプリのhouren.soにも葱苗だけでも1年間半端なく写真の枚数があ
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- 2015/06/13
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京都にも旨いトマトはたくさんあります。
トマトが美味しい季節の到来。 最近よくお客様にトマトを頂きます。 そういえばよくトマトが温度で収穫時期が決まるといいますが、温度といっても積算温度です。野菜は、収穫までの積算温度が大体決まっていて。トマトでは、開花から900度到達で収穫期になるそうで
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- 2015/06/11
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路地野菜 葱 散水『ホースセット』
こいつは砂漠の国イスラエルからつい先日、日本に上陸したとこだという『ホースセット』の新型ノズル。 スプリンクラーに特殊な仕掛けが有り水を搔き出すようにして飛ばすことによって圃場に満遍なく散水できる優れた仕組みです。 100m×15m程の畑に設置しまし
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- 2015/06/09
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トマトのマグネシウム(苦土)欠 サンパワーマグ編
苦土欠の話 マグネシウムの不足やカルシウム、カリのような塩基の過剰でも吸収阻害されます。 苦土欠は葉脈にそって写真のような黄化が出るので解りやすいです! ちなみに葉先焼けならカリ不足! スパークマグの仕込みや追肥での対策より即効性を求める場合。
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- 2015/06/09
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提案型 潅水設備 サンホープ
京都でマイクロスプリンクラー、自動潅水機器、フィルターなどの散水機器設計施工専門のサンホープさんの代理店を任せて頂いています。 サンホープイリゲーションシステムよりご担当の中原さんが定期的に現場に来てくれお客様の要望に沿った潅水、散水設備を設計させて頂いていま
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- 2015/06/06
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第3回内輪の勉強会(鶏糞堆肥について)
6月5日 三回目の勉強会を行いました。 今回は鶏糞堆肥についてです。 畜糞堆肥(牛糞・豚糞・鶏糞等)は土作りのために入れることが多いですが・・・。 初めて知ることがたくさんありました。 中でも鶏糞は,私も家庭菜園でしょっちゅう使っていたの
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- 2015/06/04
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トマトのマグネシウム(苦土欠) スパークマグ編
トマトのハウスでの話し。 今年は異常気象 木をバランスよく作るのも毎年と同じような管理方法ではなかなか上手くいかない。5月の出荷量が九州地方でも3割減と聞いてました。 苦土欠 通常下葉の方なら葉の世代交代、老化葉と呼ばれ仕事を終えた葉が枯れていく際
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- 2015/06/03
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アザミウマが大発生,ヨトウムシも
6月2日 5月下旬に定植したネギが虫にやられています。 白く汚れているように見えるのがアザミウマによる食害です。ほぼすべての株がこんな感じです。 配達でお客様に聞いても,今年はアザミウマの被害がひどいとおっしゃっています。 ヨトウムシもいるよう
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- 2015/06/02
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楽天セールで梱包のお手伝い
6月1日 今日は朝から配達です。 3か所で100袋弱です。 多い時だと150袋以上積むときもあります。 これはお客様と相談して,自社配合したお客様専用のロング肥料です。 配達から戻ってきたらインターネット販売の梱包作業が待っていました。
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- 2015/06/02
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きのこの堆肥 エコマッシュ
野菜を作る上で一番重要な土壌 その土壌を作るうえで堆肥の選定は大事なわけです! うちが重宝する堆肥にきのこの培地を醗酵して作られたエコマッシュという商品があります。 この堆肥は現在年末に1.000袋しか入荷できずに予約の農家さんであっという間に完売して
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- 2015/05/31
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試験圃場に元肥を撒いてきました
5月30日 試験圃場に元肥を撒いてきました。 ミキシングソワーです。 サンパーで撒くのに比べ,断然に早く楽ちんです。 今回は,3種類のロング肥料を使い分け,結果をお客様に還元していく試みです。 ロング肥料の一つです。 元肥撒きの後,耕起
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- 2015/05/28
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ネギ苗復活か,寒冷紗の働きに期待
5月27日 昨日しおれていたネギ苗が少し良くなったような気がします。 やはり暑さでやられていたようです。 しかし,今日も昨日以上に暑かった。 お昼前ですが,日射しも強かったです。 そこで社長の助言により,寒冷紗でネギ苗を暑さから守ることにしま
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- 2015/05/27
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ネギ苗ピンチ
5月26日 朝,ネギ苗は元気でした。潅水前です。 ところが,夕方,苗場を見回った社長から「苗がヤバい」と連絡。 何枚かのトレーのネギ苗がしおれていました。 土がカラカラでした。 急いで私が潅水,その後,社長がサンプロ(アミノ酸と水溶性リン
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- 2015/05/26
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苗場のネギ苗に葉面散布をしました
5月25日 自社苗場のネギ苗は今のところ順調に育っています。 しかし,よく見ると培土の表面にコケが生えています。 これでは根が呼吸できません。酸素の供給が必要です。 そこで,酸素供給剤と栄養剤の葉面散布を行いました。 葉面散布用の酸素供給剤で
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- 2015/05/24
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第2回内輪の勉強会(有機質肥料について)
5月23日 第2回目の勉強会を行いました。 今回は有機質肥料についてです。 有機質肥料は無機肥料に比べて複雑です。 私は昨年,家庭菜園で米ぬかを使って好気性分解によるボカシ肥を作ってみたのですが, この製法によるボカシ肥は無機肥料分として
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- 2015/05/22
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九条ネギを約10000株定植
5月21日 試験圃場にネギを定植しました。 約11aの圃場に128穴セルトレー80数枚。 今回セルトレーは段ボールを使って運んでみました。 一つの段ボールに3トレー入ります。 自社苗です。 私を含めて6人で定植,潅水すべて完了。
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- 2015/05/18
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九条ネギ発芽
5月12日 5月5日に播種したネギが発芽しました。 九条ネギです。 強い苗に育てばと思います。
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- 2015/05/18
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お客様のネギ苗にべと病が発生
先日,お客様のネギ苗場でべと病が発生しました。 画像の黄色い部分です。 お客様はアミスターやランマンなどのカウントを取りたくないとのことでしたので,木村社長はリドミルゴールドMZの散布をアドバイスしていました。
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- 2015/05/18
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定植準備で元肥を撒いてきました
5月14日 5月20日前後にネギを定植する予定の試験圃場(約11a)に,元肥えを撒いてきました。 手撒きとサンパーで4H弱かかりました。 7種類,全部で30数本です。 散布後です。 往復150mの圃場を40往復ほどしたことになります。
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- 2015/05/18
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マルチャー付トラクターで畝上げをしてきました
5月15日 朝,苗場の確認。160枚のセルトレーほぼすべてから発芽していました。 その後,昨日元肥を撒いた試験圃場の畝上げを行いました。 作業者は木村社長,取引先の方,私との3名です。 マルチャー付のトラクターです。 マルチは地温上昇と雑
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- 2015/05/18
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昨日の雨でネギ苗が急に大きくなりました
5月16日 ネギ苗が急に大きくなってきました。 潅水に細心の注意を払うこと,と社長の助言。
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- 2015/05/18
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日射しをコントロールするため苗場にダンポールを設置
5月17日 苗は順調のようです。 これからの強い日差しに対応できるよう,ダンポールを設置し,寒冷紗の開閉ができるようにしました。
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- 2015/05/12
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こと京都様勉強会(農薬講習会)
5月9日(土),株式会社こと京都様で勉強会を行いました。 講師は弊社取引先,山陽薬品株式会社高橋様,アドバイザーとして弊社木村社長,齋藤さん,聴講はこと京都様の社員,研修生の方々と弊社社員の私です。総勢50名ほどの大変熱気にあふれた勉強会となりました。
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- 2015/05/10
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第1回内輪の勉強会(無機肥料について)
先日,株式会社京都農販木村社長の自宅で第一回目の内輪の勉強会を行いました。 参加者は木村社長,社長の仕事上のパートナーでもあるご友人,今回の講師役である 齋藤さん,京都農販新入社員の私の4名です。 講師役の齋藤さんは植物学,細胞学に精通されており,今